いろかげえの一枚絵本〈ネコとキツネ〉
このお話は、いたずら好きのネコが主人に愛想をつかれされ、森に捨てられるところから始まります。
ネコは森でもやりたい放題。自由気ままに暮らしはじめました。
ある日キツネが結婚を申し込み、ネコとキツネは夫婦になります。
森でばったり会ったオオカミやクマにからかわれたキツネは自分がミスじゃないことを告げ、ネコに会いたがるオオカミとクマにこう言って暗示をかけます。
「ネコは気が短いから気にくわないと食べられてしまうわよ! 会いたければ食べ物をもってらっしゃい」
オオカミもクマもネコに会ってみたいので、キツネの言う通りヒツジやウシを持ってきます。
ネコはウシを見つけるといきなり飛びかかり、ツメで肉をひきさき声をあげます。
「たりなーい、たりなーい」
これを聞いたオオカミとクマは次は自分が食べられると思い、逃げ出そうとしますが…。
ロシアに伝わる昔話です。